住居確保給付金

住居確保給付金について

離職などの事情により住居を失った方、または失うおそれのある方を対象として、就職に向けた活動をすることを条件に、一定期間、家賃相当分(限度額あり)の給付金を支給することにより、住居の確保及び就職に向けた支援を行います。

対象者
対象となる方につきましては船橋市ホームページよりご確認ください。
https://www.city.funabashi.lg.jp/kenkou/fukushi/012/p048334.html

支給額
家賃額のうち、以下の額を上限として、収入に応じて調整された額を支給(共益費・管理費等は支給対象になりません)。
1人世帯4.3万円以内
2人世帯5.2万円以内
3~5人世帯5.6万円以内
※6人以上の世帯につきましては、お問い合わせください

支給期間
原則3ヶ月間月間(一定の条件を満たせば3ヶ月間の3か月間の延長及び再延長が可能となり、最長9ヶ月間までか月間まで支給が受けられます)。

支給方法
住宅の貸主又は貸主から委託を受けた事業者の口座へ振り込みます。
(注)入居費用(敷金・礼金等)は住居確保給付金の対象外であるため、費用については社会福祉協議会の生活福祉資金(総合支援資金)や臨時特例つなぎ資金の貸付けをさーくるに相談して下さい。

就職活動について
支給対象者は、支給期間中に常用就職に向けた就職活動を行っていただきます。
・毎月2回以上、公共職業安定所で職業相談を受けていただきます。
・毎月4回以上、さーくるの相談員による面接等の支援を受けていただきます。
・原則週1回以上の求人先への応募、もしくは求人先の面接を受ける必要があります。

住居確保給付金の申請について
申請をご希望の場合には、さーくるにご相談ください。さーくるの相談員が住居確保給付金を含め、そのほかにどのような支援が必要かを相談者と一緒に考え、一人ひとりの状況に合わせた支援プランを作成したうえで、住居確保給付金の手続きを行います。

事例

30代男性 Bさん

【経緯】
大学を卒業後、都内の食品メーカーに就職し、10年間勤務していた会社を辞めることになりました。早期に再就職をするためハローワークに通いましたが、なかなか仕事が決まらない状況が数か月続きました。ハローワークでさーくるのことを聞き相談に訪れました。
Bさんは妻と3歳の長男との3人暮らしです。妻は妊娠中のため、働くことができませんでした。

支援内容

Bさんは熱心に就職活動していますが、当時の預金残高では3ヶ月しか生活していくことができませんでした。そこで、住居確保給付金を利用して、就職活動をするための資金を捻出することにしました。
3人世帯のBさんは、月56,000円の給付を3ヶ月受けられることになりました。住居確保給付金の受給中は、月2回のハローワークでの就職活動、月4回のさーくるとの相談、週1回の応募または面接をしなければならなりません。Bさんはこれまでにも増して熱心に就職活動を行いました。

結果

その後、Bさんは食品メーカーでの営業の経験を活かし、以前から興味のあった自動車の販売店に正社員で就職することができました。就職後は、週1回さーくるに定期連絡を行い、初回の給料がもらえるまで住居確保給付金の受給を継続しました。
現在、Bさんは接客をしながら自動車について説明する仕事を行っており、定期的に販売契約も取るなど順調に就労しています。そして、第二子も無事に生まれて家族4人で安定して生活をしています。

住居確保給付金しおり

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